「あれ・・・?」
「ルーク?どうかなさいましたの?」
「ティア、姿が見えないけど何処行ったんだ?」
「ごめんなさい、解りませんわ。そういえば先程席を立ったきりですわね。・・・大佐なら何かご存知でして?」
「ああ、ティアなら部屋に戻ると言っていましたよ」
「なんだ、そっか・・・もしかして、こんな暗いのにひとりでどっか出かけたのかとでも思ってさ。それなら良かったよ」
「・・・えっ何々、ルークってばそんなにティアが心配だったわけ〜?きゃわーん、何か熱い気持ちを感じちゃったりしちゃったりぃ?」
「な、なんだよ」
「いやー、それは間違いなく愛ですねぇ」
「うるせージェイド、愛とかゆーなっ」
「とまあ、そう言いつつも否定する訳ではない、と」
「んなっ」
「大佐、こーんなお子様に愛という言葉はまだまだ早いですよぉ」
「ああ、それもそうですね。大人扱いしてすみませんルーク」
「イヤミか、それ」
「イヤミも何も、ルークがガキんちょなのは本当のことだもん」
「うるせー!大体お前もガキだろうが」
「痛っ!・・・あーん、ルークが可愛いアニスちゃんの頭をぶったよぉ。ガキで馬鹿で卑屈でチビだって言っただけなのにー」
「だけ、じゃねえよ!馬鹿と卑屈とチビって増えてんじゃねえか!」
「えへへ、そうだっけぇ?きっと気のせいだよ」
「アホか!気のせいなわけねーっての!」
「おやおや。となると幻聴ですか?ならば私が診察して差しあげましょうか。さあルーク、こちらへどうぞ」
「ちょっ…なんだよその黒光りした液体…!」





「おーいアニスにジェイド、あんまりルークを苛めるなよー」
「失礼な。苛めてるんじゃありませんよ、ガイ。私たちは純粋に楽しんでいるだけです。ね、アニス」
「ねー、大佐♪」
「あ、そう・・・」
「・・・お前らふたりのタッグはマジ終わってる」
「これはこれはルーク。お褒めに預かり光栄です」
「全ッ然褒めてないっつーの!」
「おや、そうでしたか?」



そのふたり、


最凶につき








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ルクティアを出しつつコンビ的なジェイドとアニスを書きたかったんですが、あれ? 何かものっそいテンポ悪いですがこういうノリで書くのはたのしいです!書くのは!

2006,March 26



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